トップページ日日是好日 すまいる知恵袋
ジャガイモを保存しておくと、芽が出てしまい取り除くのがやっかい。ジャガイモの芽には、ソラニンという有害物質が含まれており、食べると腹痛や下痢の原因に。長期保存をするときは、湯通ししておくと芽が出にくくなります。ザルにジャガイモを重ならないように並べ、ボウルに入れます。そこに70℃以上の熱湯をジャガイモが浸るくらいまでかけ、すぐ取り出し、そのまま乾かします。
1ヵ月くらいは芽が出ないので安心です。
折り目の消えてしまったズボンはなんとなくだらしなく見えるもの。とはいえ、長く履いているとどうしても折り目は崩れがち。そんなときはロウソクが1本あれば大丈夫。ズボンの裏から折り目に沿ってロウを塗り、アイロンをかけるだけ。熱でロウが溶け、再び固まると折り目はピシッとなり、長時間履いていても崩れません。
材質や履き方にもよりますが、3日〜1週間は保ちます。
ガムの成分チクルは、高温で柔らかくなり粘着力が増します。逆に冷やすと固まって粘着力もなくなるので、ガムに5分ほどビニール袋に入れた氷を当てると取れます。打撲や捻挫に使うコールドスプレーを吹きかけても同様の効果があります。髪にこびりついたガムは冷やしても取れにくいので、油分に溶けるというガムの性質を利用します。バターやチョコレートなど油分の多いものを付けると、やがてガムは油分に溶け込んでほとんどなくなり、簡単に取れます。
ガムで困った時は、是非お試しを。
布地のシミとりは迅速な対応が肝心。でも、気づかないうちに付いていたということも少なくないはず。そんなときは、慌てずどんなシミか見分けることが先決。シミの種類は「油性」「水溶性」「不溶性」に大別されます。まずスプレーに水を入れ、シミに軽く霧を吹きかけます。シミが水をはじいたら油性、逆にシミの部分の布地に水が染み込んでいったら水溶性、そのどちらでもない場合は不溶性のシミです。
油性にはベンジンやアルコール、水溶性には食器洗い洗剤や中性洗剤、不溶性には市販のブラシや歯ブラシが有効です。
木製家具の引っかき傷の修復なら、インスタントコーヒーの出番。濃いめに溶いたインスタントコーヒーを筆や丸めたティッシュなどにつけ、傷の部分に塗りつけます。小さな傷ならほとんど目立たなくなります。
色つきのカラフルな家具の場合は、同じような色の靴クリームや絵の具などを塗ると目立たなくさせることができます。
ガラスに着いた油性ペンを落とす場合は、マニキュアの除光液が有効。カット綿などに染み込ませて落書きをなぞるようにこすると、きれいに落とせます。次にクレヨン。家具や畳についたクレヨンは、柔らかい布に練り歯磨きをつけて丁寧にこすります。木の柱や壁紙についたクレヨンは、当て布をしてアイロンで熱して布に移します。残った部分は食パンでこすると材質を痛めずにきれいに落とせます。
落書き落としの方法は、ついた場所によって上手に使い分けましょう。
咳止めにはレンコン湯が効果的。皮ごとすりおろしたレンコン汁大さじ3に、ショウガの絞り汁を1〜2滴加えます。そこに熱湯150ccを注いでよくかき混ぜ、塩(自然塩がお勧め)で味付けし、温かいうちに飲みます。これを1日2〜3回服用します。古くから伝わる民間療法のひとつで、咳、たん、気管支炎、ぜんそくなどの症状に有効です。
ただし、ぜんそくの咳止めに用いる場合は、甘いものや果物などは、治療期間中は控えるようにすることがポイントです。
洗顔でキレイに汚れを落とすには、きめの細かい泡を立て、洗顔料の泡に肌の汚れを吸着させることが大事。洗顔料で顔をゴシゴシこすらず、きめ細やかな泡でなでるように洗うのがコツです。そのための泡立てネットも市販されていますが、みかんやタマネギ、オクラなどが入っていた野菜のネットを使えば立派な泡立てネットになります。方法は手のひらに洗顔料をのせ、野菜のネットと一緒にこすり合わせるだけ。
ちょっとの洗顔料で、泡立てネットと遜色ない理想的な泡ができあがりますよ。
家庭でチャーハンを作るとお店のようにサラサラにならず、ベタっとなりがち。それは火力が弱いから。弱い火力でもお店に近いチャーハンを作るには、ボウルでよく溶いた卵に先にご飯を入れて混ぜ、なじませておくのがコツ。フライパンにオリーブ油を入れて温まったらこのご飯を投入、強火で手早く炒めて調味料を加えます。
簡単にご飯パラパラのおいしいチャーハンが出来上がります。
かき揚げを脂に入れたとき、タネがバラバラになってしまった経験ありませんか?そんな時はオーブンシートを使えば大丈夫。オーブンシートの上にタネをのせ、形や色合いを整えたら、そのまま油の中へ。表面が固まるとシートが離れやすくなるので菜箸でシートを抜き取ります。後はふつうの天ぷらと一緒。上下を返してカラカラに仕上げます。
クッキングペーパーでも同様にできますが、繰り返し使えるオーブンシートが便利です。
乾燥してカチカチになってしまったチーズは、密閉容器に入れてチーズが隠れるまで牛乳を注ぎ、フタをして冷蔵庫へ。2〜3日すると、柔らかくなります。それでも固い時は牛乳を入れたまま煮ます。また、チーズの表面に日本酒(ブランデー、ウイスキー、焼酎でもOK)を薄く塗ってしばらくおくと、アルコールが固くなった脂肪分を溶かして柔らかくします。
アルコールを塗ると、お酒の風味も楽しめますよ。
雨の日に帰宅して玄関の傘立てに傘を入れると、水滴で底がびしょびしょになって困った経験ありませんか。家の外で傘をよく振って水を切ったつもりでも、どうしても濡れてしまうもの。そんな時は傘立ての底にレンガを置けば大丈夫。ポタポタ垂れる水滴をレンガがきれいに吸い取ってくれます。普通の素焼きのレンガで十分ですが、カラフルなレンガを使えばおしゃれに演出することもできます。
濡れたレンガは晴れた日に天日で乾かしておきましょう。
じめじめした押し入れの湿気取りには古新聞が威力を発揮します。使い方は簡単、筒状に丸めた古新聞を押し入れの隙間に入れておくだけ。除湿剤が不要なほどよく湿気を取ってくれます。新聞紙が湿った感じになったら取り替え時期です。一間の押し入れに新聞紙16〜20枚くらいが目安です。その他にも、クシャクシャに丸めた新聞紙を靴に入れておけば、湿気と嫌なニオイを取ってくれるだけでなく、靴の型くずれも防いでくれます。さらに、靴箱の棚に畳んで敷けば湿気と汚れ取りにも。
使い捨てなので掃除も簡単、とても経済的です。
スプーンやフォーク、箸などを洗ってコップに立てておくと底に水が溜まってしまいます。そんな時は飲み終わったペットボトルを活用しましょう。まず、ペットボトルを半分くらいの高さで上下に切り離します。注ぎ口のある上部を逆さまにして下半分のペットボトルに装着します。そのままでも使えますが、ビニールテープなどで固定すればより安心。洗ったスプーンや箸を立てると余計な水分は下に落ちて立派な水切りになります。
丸型のペットボトルでも作れますが、角形の方が作りやすいですよ。
ツルツルお肌に貢献する卵の殻ですが、口が狭くて底まで手が届かない容器やポット、小さな調味料入れなどをきれいに洗うときにも大活躍します。例えばポットを洗う場合は、卵の殻を細かく砕いて中に入れ、その殻が浸るくらい水を注ぎます。後はしっかりフタをして上下によく振るだけ。底の方にこびりついた汚れもきれいに落とせます。
容器に入れる卵の殻の分量は、1Lの容量に対して1個分程度が目安になります。