トップページ日日是好日 すまいる知恵袋
まな板は、使ったらキレイに洗っていつも清潔にしておきたいものです。魚を切った後もお湯でジャブジャブ念入りに…と、これは実は間違い。魚の脂肪やたんぱく質はお湯をかけると固まってしまって、イヤな臭いがまな板にこびりついてしまいます。魚の汚れは必ず水で洗いましょう。臭いが残っている場合は塩でこすってから洗い流せば魚臭さは消えます。
また、まな板の使い方として、表面は肉や魚、裏面は野菜という具合に、食材によって表と裏で使い分けるのもおすすめです。
ストレスがたまっていたり、体調がすぐれないときなどにできやすい口内炎。そんなときは米酢でうがいをしましょう。うっかり口の中を噛んでできた傷にもおすすめです。酢には抗菌作用があり、口内炎に付いたバイキンを少なくして早く良くなります。
米酢そのままだと酸っぱすぎるという人は水で少し薄めてもOKです。
発熱などで熱をとる方法に豆腐湿布があります。冷蔵庫でよく冷やした豆腐をつぶして、ガーゼに包んで額に当て、熱を吸ったら取り替えます。ねんざなどの場合は1.5〜2cmくらいの厚さに切って、水切りをしてガーゼに包んで当てます。使ったガーゼは、洗ってもなかなか落ちないので、あらかじめキッチンペーパーに包むと後始末が楽になります。
きちんとお医者さんに診てもらうことも忘れずに。
家で作りたいけど手間がかかってイヤ。ニオイも気になる…そんな理由で自家製ぬか漬けを我慢されていませんか。そこで試していただきたいのが「ぬか」なしのぬか漬け風漬物。用意するのはパンの耳、飲み残しのビール、塩。まず、密閉容器に食パン1斤分くらいのパンの耳を入れます。そこに飲み残しのビールをひたひたになるまで注ぎ、大さじ一杯分の塩を入れてよく混ぜあわせます。そこにキュウリやナス、ニンジンなど切った野菜を入れて漬け込むだけ。ふたをして冷蔵庫に入れて5〜6時間待てば味がなじんできます。
ビールのホップの風味がきいて、爽やかな味わいが楽しめます。
おろしたての大根はピリッとした辛さがたまりません。焼き魚に添えたり、しらす干しや和風ステーキなど料理に大活躍です。美味しく食べるならおろしたてが一番ですが、前もって用意したときなどは酢をほんのちょっと垂らしておきましょう。これだけで味が変わるのを防いでくれます。大根の辛みが苦手という方は、辛みの少ない芯の部分を、大根の細胞を壊さないようにゆっくり円を描くようにすりおろします。
たとえるなら、心を静めてすずりで墨をする要領です。
滋養強壮だけでなく、血液をサラサラにする働きがあるといわれるにんにく。できるなら毎日でも食べたいところですが、あのニオイが気になる人も多いはず。そこで、料理の前に皮付きのまま生にんにくを電子レンジで一度チンします。加熱することでニオイの元になる「アリシン」という成分を抑えることができ、食後の気になるニオイが残らなくなります。レンジであたためることでにんにくの皮がむきやすくなるというメリットも。
加熱時間は1分くらいが目安です。
気になる靴のニオイ。じつは十円玉で消すことができます。十円玉に使われている銅には、「微量金属作用」と呼ばれる働きがあり、水分に溶け出した銅イオンが細菌や微生物の繁殖を抑えてくれます。消臭には水分が必要なので、脱いだばかりの汗ばんだ靴のほうが、効果を実感できます。
次回履く時に、10円玉を取り出し忘れしないように気をつけましょう。
玄関を出たら、イヤな臭いが…。家の前や敷地内に犬や猫に糞をされたときは、糞を取り除いた後、米の研ぎ汁をかけておきましょう。犬や猫は自分の糞の臭いがする場所にまた糞をする習性がありますが、米の研ぎ汁で臭いを消すことができます。
捨ててしまう米の研ぎ汁を有効活用できる上に、自然環境や動物にも負担をかけません。
目を離したスキに子どもがテーブルに落書き! しかも油性ペンで描かれているとなれば、落とせるか心配に…。そんなときは、水に濡らした布巾に煙草の灰をつけて、落書きの部分をこすってみましょう。きれいに落とすことができます。
材質によっては、落としにくいものもあるので、注意しましょう。
入浴中に洗った顔を見ようと思ったら、湯気で鏡がくもりっぱなし…。そんな経験ありませんか? そんなときは、前もって、ジャガイモの皮の内側をこすり付け、固く絞ったタオルなどで全体になじませておきましょう。すると、湯気が当たっても鏡はすっきり。ヒミツは、ジャガイモの汁に含まれているサポニンという成分。サポニンが鏡の表面をコーティングすることで表面に水蒸気が付着するのを防ぎ、くもり止めになります。
生ごみになるじゃがいもの皮が有効活用できる上に、天然のくもり止めは自然環境に負担をかけません。
食器を拭く布巾はいつも清潔に保ちたいものですね。でも、木綿の布巾は知らず知らずのうちに黄ばんでしまいがち。そんなときは、塩素系の漂白剤を使うのが一般的ですが、じつは卵の殻でも白くできます。鍋に水を入れて、その中に砕いた卵の殻4個程度、布巾2〜3枚を入れて10分ほど煮立てます。
生ごみになる卵の殻が有効活用できて、しかも、天然のやさしい「漂白剤」だから自然環境に負担をかけず、まさに一石二鳥です。
飲み過ぎや食べ過ぎで胃腸の調子が悪いとき、市販のお薬もいいですが、じつは身近に薬がわりになるものがあります。空き地や庭などでよく見かけるオオバコは、昔から薬草として、消炎、強壮、利尿、はれものや血圧の安定、胃腸病に効果があるといわれています。胃腸病には、茎葉なら一日15グラム前後、種なら5グラム前後を煎じてお茶がわりに飲みます。
夏から秋に摘んで天日で干しておけば、保存しておくことができますよ。
歳を重ねるごとに気になる顔のシワ。卵の殻についているうす皮でハリを取り戻せるのをご存じですか。水で殻からうす皮を湿らせてそっとはがし、シワの気になる部分に貼ります。パリパリに乾いたら、ぬるま湯で洗い流せば、あら不思議。お肌にピンッと張りが戻ります。
毎日家庭から出る卵の殻。捨てずに取っておき、是非試してみてください。
精米したときに出るたくさんの米ぬか。最近ではぬか漬けをする人も減り、その多くは廃棄されてしまうのだとか。じつはこの米ぬか、美肌におすすめの天然洗顔料でもあります。必要以上に皮脂を奪わず、肌の汚れを落とすとともに、うるおいや栄養を与えてくれます。米ぬか大さじ1をガーゼで包んで輪ゴムなどで口を閉じ、ぬるま湯のなかでよくほぐして、そのお湯で洗顔します。
直接あてて顔をマッサージするのも効果的です。
忙しいとつい忘れがちなのが、包丁研ぎ。お刺身のお造り、キャベツの千切りなど、繊細な作業は、包丁の切れ味が落ちてしまうと、うまくいかずイライラしてしまいます。かといって、砥石で包丁を研ぐのは面倒。そんなとき、料理用のアルミ箔が一枚あれば、すぐに切れ味を元に戻せます。やり方は簡単。アルミ箔を何枚かにたたみ、包丁で切るだけです。
同じように、キッチンバサミなども、アルミ箔を切ると切れ味が戻ります。