レシートなどの感熱紙で磨く方法を以前に紹介しましたが、今回は日焼け止めクリームを使います。爪の表面に日焼け止めクリームを少量つけてよく伸ばすだけで、爪がピカピカになります。塗ってから日数が経って色がくすんできたマニキュアも、上から日焼け止めクリームを塗って伸ばすと発色がよくなります。

化粧水ってけっこう値段が高いですよね。でも簡単に、しかもかなり経済的に作る方法があります。用意するものは精製水とグリセリン、いずれも薬局やホームスセンターなどで入手できます。精製水200mlにグリセリン5~10m（好みで濃度を調整してください）を熱湯消毒した容器に入れてよく振るだけ。これで基本の化粧水は完成です。

以前、大根おろしは下半分が辛いと紹介しましたが、これは辛味物質を作る酵素が皮の近くに集中しており、先が細くなっている下半分に多く集まるためです。ですから、皮の近くをすれば上半分でも辛くなり、実の中心部だけをすれば下半分でも辛くなりません。甘くしたい場合はすりおろしてすぐ加熱すると甘みが出て大根おろし特有の臭みも出ません。また、辛味はすってから6分ほどがピークでその後は徐々に落ちますので 、早めに食べましょう 。

一晩たったカレーってコクがあっておいしいですよね。 これは食材のアミノ酸などのうま味成分が溶け出すため。そんな一晩寝かせたカレーの味を短時間で作ることができます。方法は出来上がったカレーの鍋を、氷水を張ったボウルの中に入れ、充分冷やしてから温め直すだけ。冷やすことで肉や野菜が縮み、再加熱でアミノ酸が溶け出してコクが増します。

食材の冷凍保存は真空パックが理想です。冷凍用に空気を抜く機械も市販されていますが、ストローで真空に近い状態が作れます。方法は簡単、食材を入れた冷凍用パックの端にストローを差し込んでファスナ ーを閉じ、両手で袋を押さえながら空気を吸い出し、ストローを抜いて密閉するだけ。

3つの方法を紹介します。手っ取り早いのはよく揉むことです。するとあら不思議、揉むことで呼吸が盛んになり酸味の元であるクエン酸が消費され、甘みが増したように感じられます。次は40°C前後のお湯に10分ほどつける方法です。酸を分解する酵素が活性化し、クエン酸が減ります。最後はビニール袋にみかんを詰めて口を縛り、2~3日日光に当てると呼吸が盛んになり、クエン酸が消費されます。

カビの胞子はいたるところに存在しますが、繁殖するためには条件があります。乾燥を好む種類もありますが、大半は湿気を好むため特に浴室などで発生しやすいわけです。タイル地の浴室なら、目地にローソクを塗っておくと水気を弾いて発生しにくくなります。入浴後は熱めのシャワーで浴室の壁についた汚れや石けんカスをきれいに流します。コーナーは特に念入りに。

ウール素材の紺や黒のスボンや学生服などは、長く着ているとヒザやお尻の部分がテカテカ光って困ります。これは摩擦によって服の繊維が強く押さえられることが原因。テカリを予防するには、こまめなブラッシングで素材のケバを立たせることが大事。テカリが出てしまったら、水200mlにアンモニア小さじ1杯を混ぜてテカリの部分にスプレーし、当て布をしてアイロンをかけます。その後、同様にブラッシングすると、かなりテカリを軽減できます。

色落ちがちょっと心配な衣類を洗うときは塩を入れると効果的です。方法は水2ℓに対して大さじ2杯を目安に塩を入れ、後はふつうに洗濯します。塩は染料を定着させる媒染剤としても使われており、塩に含まれるマグネシウムやカルシウムが染料と結合して化学的に安定するといわれています。そのため、色落ちを防ぐとともに色合いを長持ちさせる効果もあります。

ガンコな靴下の汚れとニオイをきれいに取るには重曹と酢を使います。濡らした靴下に重曹をもみ込み、しばらくおいてから洗濯機でふつうに洗います。すすぎのあとに酢を入れた水にしばらくつけてから絞って乾かすと嫌なニオイもとれます。それでも落ちない頑固な汚れには固形の洗濯石けんと洗濯板、洗濯ブラシが有効です。水でよく泡立てて汚れの部分を洗濯ブラシで丹念にこするときれいになります。

ひじやひざ、かかとは角質化して肌がガサガサになりがちなもの。そんなときはナスを使ってみましょう。方法はナスのヘタを切って、内側の部分でガサガサしたところをこするだけ。ヘタ以外の部分はもちろん食べちゃいます。ナスに含まれる色素成分ナスニン（ポリフェノールの一種）が角質を柔らかくしてツルツルの肌に戻ります。肌の状態にもよりますが、通常は5日〜1週間ほどで効果が現れます。

ニンジン1本をすりおろし、小麦粉小さじ1杯を入れてペースト状になるまで混ぜ合わせ、そのままお肌の気になるところに塗ぬります。10分ほど経ったらきれいに洗い流せばOK。ニンジンに豊富に含まれるβ-カロテンには新陳代謝を促して肌を活性化し、毛穴を引き締める効果があり、ニキビやニキビ跡、小ジワ対策などに有効です。

湯上がりにビールを一杯、と思っていたら冷やしてなかった! なんて経験ありませんか？おいしいビールの適温は5〜8℃といわれていますが、冷蔵庫でふつうに冷やすと3〜4時間はかかります。そこで、素早く冷やす裏技を紹介。方法はとても簡単、ボウルなどに缶ビールを入れて缶が隠れるくらいまで氷水を入れるだけ。水の熱伝導率は空気の20倍以上もあるので、5分ほどで約8℃に冷えます。5分も待てないという方は、氷水に塩を入れると1分以上短縮できます。

レギュラーコーヒーの香りは時間が経つと飛んでしまうのが難点。冷蔵庫での保存はコーヒーの吸臭作用で庫内のニオイが移るのでNG。おススメはニオイの少ない冷凍庫です。焙煎したコーヒー豆の水分含有率は1％程度なので変質する心配がなく、使う時に解凍の必要もありません。豆なら約3ヵ月、粉でも1ヵ月は挽きたての香りを保てます。

刺身のつまには野菜や海藻が使われますが、最もよく見かけるのは大根です。この大根、どうしても食べきれずに残ってしまいがち。もったいないのでサラダにするという方は多いと思いますが、天ぷらにすると結構いけるんです。刺身のつまを冷水につけてパリッとさせてから、天ぷら粉をつけて揚げます。