トップページ日日是好日 すまいる知恵袋
ふつうに茹でると10〜12分はかかるゆで卵。これをもう少し早く作り、しかもきれいに殻が剥ける方法があります。1cmほど水を張った鍋に卵を入れ、蓋をして5分ほど中火にかけます。火を止めたらそのまま3〜4分待つだけでゆで卵のできあがり。水にさらさなくても殻はきれいに剥けます。
蓋をして卵が蒸気に包まれることがポイントで、100℃以上の蒸気で中身が急激に固まる(縮まる)ため、薄皮と白身の間に隙間が生まれてきれいに剥けるのです。
木の家具は湿気を吸うと膨張するので、タンスの引出が開けにくくなることがあります。スムーズに引き出せるようにするには、まず、引出を取り出し、天気の良い日に風通しの良い日陰で風に当てます。それでも元通りにならなければ、ドライヤーの冷風を約10分、3面にまんべんなく当ててみましょう。その際、ドライヤーは30cmほど離し、熱風をかけないようにします。
タンス本体の内側側面や底版にロウを塗るかサンドペーパーをかける方法もあります。
ふすまは何回も開け閉めするため、引き手の周りは手垢などで汚れやすくなります。また、ふすまは紙でできているので、いったん汚れがつくと落としにくいものです。そこで、新しくふすま紙を張り替えたときは、全体に防水スプレーをかけておくといいでしょう。汚れが付きにくくなるうえ、汚れが付いてもさっと水拭きができてとても便利です。拭いた後は、再びスプレーをしておけば安心です。
防水スプレーはレインコートなどに使用するもので構いません。
畳の上に長い間、家具を置いていると、畳にへこんだ跡がついてしまうことがよくあります。これだと、部屋の模様替えなどで家具を置き換えたときや引っ越しのときに、とても気になりますよね。そんな畳のへこみを元の状態に戻すには、その部分を霧吹きで湿らせてから固くしぼったタオルを当て、その上からアイロンを掛けてください。
その後は、窓を開けるなどして風を当てて、残った水分を乾かします。
ストッキングの伝線は女性なら誰でも経験あるはず。外出前ならともかく外出先で破れるとテンションが下がるだけでなく、替えを用意しなくてはなりません。そんなストッキングの伝線防止に効果があるのが酢水。ストッキングを洗ったら、酢を少したらした水に浸してから干してください。酢には柔軟作用があり、生地が滑らかになるので、伝線しにくくなります。
新品をおろすときだけでなく、洗濯のたびにすすぎの水に酢を加えるとより効果的です。
浴室のタイル目地のカビは、掃除をしても次々と生えてくるからイヤになりますよね。目地の汚れはベビーパウダーをまいてブラシでこするときれいになります。強くこするとタイルが傷むので、軽くこすってください。市販の洗剤や歯磨き粉を使う方法もありますが、ベビーパウダーだといい香りが広がって、気分もよくなります。最後の仕上げとしてロウを塗るのもオススメ。
ロウを塗ると水をはじくので、目地に水が入らず、カビが生えにくくなります。
車やバスに揺られての移動中、乗り物酔いで気分が悪くなると、せっかくの旅行も楽しくありません。乗り物酔いをしやすいなら、出発する前にあらかじめ、番茶にしょうゆを数滴たらして飲んでおくと効果があります。これはお茶のタンニンが胃の粘膜の働きを弱め、吐き気を抑えてくれるためです。また、梅干しも乗り物酔いの特効薬として古くから伝えられいます。
梅干しは口に含んでゆっくりなめ続けていると、気分が悪くなるのを防げます。
空腹時に胃が痛むのは胃酸過多になっているため。胃酸を薄めたり中和させる食べ物が効果的です。ポピュラーなのはリンゴやトマトなどの果物か、それを使ったジュースです。トマトやりんごのジュースは、その水分によって胃液を中和して刺激を少なくし、そのうえビタミンAが多いので胃の粘膜を保護してくれます。
市販のジュースでもいいですが、自家製のフレッシュジュースを作るとより効果があります。
レバーを調理するときに、血抜きと臭み取りの手間を省いてしまうと、できあがった料理の味が落ちてしまうことがあります。血抜きをするには、たっぷりの塩水にレバーを1時間ほど入れ、何度か水を替えながら血が出なくなるまで洗います。臭み取りの方法は、レバーに浅く切れ目を入れたうえで、ニンニクやショウガなどの香味野菜を入れて茹でるか、牛乳に漬けておきます。
レバー以外の肉でも、15分ほど牛乳に浸しておくとやわらかくなります。
最近、スーパーでは大根が上下半分にされて売られていることがありますが、葉側と先端側のどちらを買えばいいのでしょうか。大根は部分によって味に違いがあるので、どちらのほうがよいというのではなく、料理方法を上手に使い分けるとおいしく食べることができます。大根は先にいくほど辛くなるので、先端部分はピリリと辛い大根おろしに、中央から上は甘いので生食に向いているので、サラダなどにするといいでしょう。
葉は油炒めや佃煮にできますよ。
飲み残しのビールはすぐに捨ててしまいますか? 特にホームパーティーなどで大量に残ると捨てるのがもったいないですよね。飲み残しのビールは、さまざまな料理に役立てられます。たとえば、肉や魚の臭み消し。肉を漬け込んだり、魚の切り身に少しかけるだけで、臭みが取れますし、肉はやわらかくなります。また、ビールで天ぷら粉を溶くとサクサクに仕上がります。
新しいぬか床に入れてかき混ぜると、床がなじみ、まろやかな漬け物ができますよ。
静電気の原因は乾燥。また、髪の毛のダメージが大きいと擦れて静電気が起きやすくなります。対策は髪をしっとり潤わせること。洗浄力の強いシャンプーの使用を避け、保湿効果のあるトリートメントを使いましょう。椿油も効果的です。ドライヤーの熱も大敵なので近づけ過ぎず、根元の方からゆっくりとかけるようにしましょう。ブラッシングの際は裸足で行うと床から放電されて静電気を防ぐことができます。特に髪の毛が痛んでいると、ブラッシングなどでこすれて静電気が起きやすくなります。
静電気防止には日頃からトリートメントをしっかり行い、潤いのあるしっとりとした髪を保つように心がけましょう。
ほうれん草は茹でてアク抜きをするのがセオリー。実はこの茹で汁がお掃除に大活躍するんです。その秘密は茹で汁に含まれるシュウ酸。シュウ酸には漂白作用、洗浄作用があるのでちょっとした洗剤代わりに。たとえば薄い色のカーペットにこぼしたコーヒーのシミは、ほうれん草の茹で汁を吸わせた雑巾でぽんぽんと叩くように拭き取ると汚れが雑巾に移るので、後はドライヤーで乾かせばきれいに。
食器洗いや木の柱の汚れとりなどにも効果があります。
床磨きにはミカンの皮が大活躍。食べ終わったミカンの皮を鍋に入れ、皮が浸る程度に水を注いで煮出します。水が色づいてきたら火を止め、冷ましてからその水で雑巾を濡らします。そのまま床を磨くと、ミカンに含まれる天然のオレンジオイルで汚れがよく落ち、ワックスをかけたようなツヤも出せます。
ミカンを食べた後、ミカンの皮はすぐには捨てず、活用しましょう!
網戸の掃除は、洗剤を使うとすすぎづらくて時間がかかるもの。そこで使い古した食器洗い用のスポンジの登場です。水に濡らしたスポンジを2枚用意し、網戸をはさむようにして上下に移動していくだけ。弾力のあるスポンジが網戸の隙間にも入って汚れをきれいに落としてくれます。
水に濡らすだけで掃除できるので、すすぎの手間もないので掃除の時間も短縮できます。