年齢を重ねるにつれ、どうしても運動機能は落ちてきます。筋力や代謝能力の低下、筋肉量の減少など、原因はさまざまですが、そこから歩く力が衰えてくると、日々の動作がおっくうになり、体全体の調子も崩しがちに……。
衰え始めた歩く力を維持する成分として、いま話題を集めているのが、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンです。筋血流量を増加させることで脚の筋力に作用し、歩行能力を保つことに役立ちます。
高齢化が進むなかで、ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンが、自立した生活を維持し、健康寿命を延ばす助けになってくれると期待されているのです。

【「安全で健康によい素材」とタイ政府が認定】

ポリメトキシフラボンは、東南アジアが原産のブラックジンジャー（黒しょうが）に含まれる成分です。ブラックジンジャーは、タイではクラチャイダムの名で、昔から膝や腰の関節痛の煎じ薬などとして活用されてきました。
タイ政府厚生省は、数ある有用植物の中からブラックジンジャーをプロダクトチャンピオン*に選び、安全で健康によい素材であると認定しています。
＊タイ政府厚生省は2004年に健康促進が期待される12種類のハーブを「プロダクトチャンピオン」に選定。
　ブラックジンジャーもその一つ。

60歳以上の健康な男女45名を対象にブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン7.2㎎を配合した食品と非配合食品を２か月間連続して摂取してもらい、歩行能力の指標である６分間歩行テストで歩行距離を測定する実験を行いました。
するとポリメトキシフラボンを摂取したグループで約28mも歩行距離が延長していました。この結果から、ポリメトキシフラボンが加齢により衰える歩行能力の維持に役立つことがわかったのです。
高齢になり日常生活の中で脚の力が衰えてきたと感じるようになった方には、ぜひ注目していただきたい成分です。

ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンには、歩く力を維持するだけでなく、お腹の脂肪や血中脂肪の減少を助ける機能もあります。ポリメトキシフラボンを12週間飲み続けたところ「内臓脂肪」「皮下脂肪」ともに減少したという実験結果が報告されています。
脚の筋力を維持しながら体脂肪を低減してくれるポリメトキシフラボンのパワーを実感するには、２か月、３か月と長く続けることがポイントです。