松樹皮由来プロシアニジンは、美容分野でも注目されている「フラバンジェノール」に含まれるポリフェノールの一つ。「海岸松」と呼ばれる松の樹皮から抽出される成分です。

植物に含まれるポリフェノールには、活性酸素から私たちの身体を守る抗酸化力があることが分かっていますが、プロシアニジンにはビタミンＣの数百倍ともいわれる強力な抗酸化作用があることが、これまでの研究により明らかになっています。

そのほか、私たちの健康・美容に役立つさまざまな機能があるプロシアニジンは、世界中で食品や化粧品などに活用されています。また、フランスでは医薬品としても認可され、約50年間使われ続けています。

【故郷はフランス南西部 ランド地方】

「海岸松」が生息するのは、フランス南西部のランド地方。晴天の日が多く、一年中強い紫外線と大西洋からの強風にさらされる厳しい環境のもと、身を守るように分厚くなった樹皮から抽出されます。

コレステロールは、私たちの身体に不可欠なものです。しかし、食生活の偏りや運動不足など生活習慣が乱れると、善玉（HDL）コレステロールが減る一方、悪玉（LDL）コレステロールが増えてバランスが崩れ、身体に悪影響をおよぼしてしまいます。そのままの状態で放っておくと、命の危険もある重大な病気にもつながりかねません。

松樹皮由来プロシアニジンには、総コレステロールと悪玉（LDL）コレステロールの値を低減する働きがあることが確認されています。健康面はもちろん、ダイエットを意識する方にもおすすめの成分なのです。

総コレステロール200mg/dL以上でLDLコレステロール160mg/dL未満の20歳～65歳の男女 

【松樹皮由来プロシアニジンを12週間摂取】

松樹皮由来プロシアニジンを摂取したグループは、プラセボ（対照食品）を摂取したグループと比較して、12週間の飲用期間にLDLコレステロール値が有意に下がりました。