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2023.11.01
ボジョレー・ヌーヴォーを楽しめる季節となりました
DMJえがお生活の川口です。
ボジョレー・ヌーヴォーを楽しめる季節となりましたが、
いかがお過ごしでしょうか。
ボジョレー・ヌーヴォーは、フランスのボジョレー地区で、
その年に収穫された「ガメイ」という品種の〝ぶどう〟を
使ってつくられたワインです。
毎年11月の第3木曜日の午前0時に提供が解禁されますが、
解禁日が設定されているのにはいくつか理由があります。
もともとボジョレー地区の秋の収穫をお祝いするための地酒
でしたが、そのフルーティーな香りと味わいが評判で、世界
各国にも広まっていきました。
すると、少しでも早くボジョレー地区でつくられたワインを
販売しようと、品質の悪いワインが出回るように。
そこで、品質を守るための対策として、解禁日が設けられる
ことになったのです。
しかし、ワインの品質は安定したものの、さらに別の問題が
浮上してきます。
解禁日が11月15日に設定されていた60年代、フランスの多く
の会社は土日祝日が休み。
休みの日と解禁日が重なると、運送や販売がうまくいかない
ことが多かったようです。
そのため、現在のように「11月の第3木曜日」が解禁日と
なったのでした。
今では、毎年生産されているボジョレーの半数近くは、日本
向けに出荷されていて、日付変更線に近い日本は、フランス
よりも約8時間早く飲むことができます。
普段飲まれない方も今年のボジョレーを嗜んでみてはいかが
でしょうか。