トップページ明日のすまいる健康情報血流を改善して「冷え」を予防する暮らし
血流を改善して「冷え」を予防する暮らし
女性によくみられる不調が「冷え」。その大きな原因の一つは血流です。特に、寒さが厳しくなる時期に備えて、冷えを予防するための血流改善の方法を紹介します。
冷え予防のポイントは スムーズな血流
「冷え」とは、主に血流が悪いことで現れる症状の一つです。血流が悪くなった部分に酸素や栄養が十分に届かず、働きが悪くなってしまうのです。また、血流が悪いことで冷えてしまった血液が体をめぐってさまざまな部分をさらに冷やし、肩が凝る、腰が痛い、よく眠れないといった不調につながります。この冬をぽかぽかと温まって過ごすために、血流をより良くする工夫を取り入れてみませんか。
【血流についての基礎知識】
- ●カギとなる毛細血管
- 手足の先に伸びて隅々まで血液を送る毛細血管は血流の良し悪しを知るカギ
- ●大切な働きをしている
- 血流は、体中の細胞に酸素・栄養・水分を届け、老廃物を回収している
血流は大丈夫?簡単なセルフチェック
【目の下にクマが出やすい】
血流が悪い場合があります。たっぷり寝ても消えないときは血流改善の対策を。
【爪はどんな色?】
- ピンク色ならOK。紫や青の場合は体質的に血流が滞りやすいと思われます。
- ※爪が反り返っているさじ状爪は貧血、爪の付け根が盛り上がるバチ状爪は心疾患、肺疾患の疑いがあります。
【舌の裏の色は?】
ピンク色ならOK。紫や青の場合は血流が滞っているサインです。
今すぐできる!血流改善の4つの対策
【毎日体を動かす】
筋肉は血流を循環させるポンプ。筋肉をつける運動を習慣にしましょう。
●お尻の筋肉を鍛える
お尻の筋肉を肛門に寄せるつもりで、ぎゅっと力を入れ、おへそを締めるイメージで6秒キープ(10回繰り返えす)
●太ももの筋肉を鍛える
- 足を肩幅よりやや広く開き、腰を無理のない高さまで落とし、ゆっくり元に戻します(5〜10回行う)。
- ※イスに座ってひざの曲げ伸ばしを行ってもOK
【温める】
- 湯たんぽや手軽なカイロで、胃腸・腎臓の上、太い血管がある太ももや脇の下、首の後ろなどを温めます。
- ※首・脇の下は温めすぎるとのぼせるのでご注意を。
【汗をかく】
約40℃のお湯で汗が出るまで半身浴をするのがおすすめ。約43℃を保ちながらの足湯も効果的です。
【食べる】
食事は血流改善に欠かせません。体の中から温まる食材の目安は、黒ごま・玄米などの黒っぽいものや玉ねぎなどの血管に働きかける野菜類です。