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手軽に楽しめる運動「散歩」のススメ
ジョギングやウォーキングは自信がない…という方も気軽にできる「散歩」。
健康効果はもちろん、心もリフレッシュできる散歩の魅力をご紹介します。
気ままな散歩で運動不足を解消
現代人は運動不足になりがち。
そこで注目したいのが「散歩」の運動効果です。意外に運動量が多く、10分間の消費カロリーは、フォームなどを意識して歩くウォーキングと比べてもわずか15キロカロリーしか違いません。
また、体内の酸素量が増えて血流がスムーズになり、全身の細胞の働きがより活発になります。さらに、風景を眺めることでリラックスを促す成分のセロトニンが分泌されるなど、心の健康にもつながります。
【より効果的に歩きましょう】
- ●体がラクと感じる姿勢で
- 肩の力を抜いて背筋を伸ばし、前方を見て軽くアゴを引き、両手を前後に軽く振りながら自分がラクな姿勢で歩きましょう。
- ●歩幅はいつもより広めに
- 歩幅が広すぎるのも狭すぎるのも疲労の原因に…。気持ち広い歩幅で歩くようにしましょう。歩く速さは自分のペースでOK。
- ●呼吸はリズミカルに
- 背筋が伸びると呼吸がしやすくなります。息は鼻から吸って口から吐き、リズミカルなイメージで呼吸を繰り返しましょう。
【春から夏に欠かせない散歩グッズ】
- ●タオル
- 汗ばんだときにさっと汗を拭きとれるミニタオルなど。
- ●帽子
- 曇っていても紫外線は降り注ぎます。できればツバのあるものを。
- ●飲み物
- 糖分やカフェインが入っているものよりスポーツ飲料や水のほうがおすすめ
いろいろな楽しみ方で心と体を元気に!
楽しみながら健康維持できることが、散歩の最大の魅力です。
自分らしいアイデアを取り入れて、毎日待ち遠しくなるような散歩を楽しみましょう。
- ●風景や草花を眺めて楽しむ
- これからの季節は緑豊かな風景を眺めるのにぴったり。立ち止まって道端の草花を観察するのもおすすめです。
- ●目的地を決めて訪れてみる
- 一度のぞいてみたかったお店などを目的地に。目的が達成できると散歩がより楽しくなります。
- ●ついでに趣味も楽しんで
- カメラを持参してコース途中の風景や花々を撮影したり、スケッチをしたり、俳句をひねったり。散歩を兼ねて趣味も楽しめます。
- ●散歩コースでお買い物
- 買い物の行き帰りも散歩のつもりで。帰りは荷物が増えるので負荷がかかり、消費カロリーを増やすことができます。
- ※重い荷物を持ったままで長時間の散歩は避けましょう。
- ●散歩コースに工夫をプラス
- 散歩の途中で友達と待ち合わせしたり、通勤の駅を1つ手前で降りたりなど、新鮮な気分で散歩を楽しめるよう工夫してみましょう。
散歩の心得
- ●水分補給を忘れずに
- 歩いていると自然に喉が渇くので、こまめに水分を補給しましょう。喉が渇いたと感じる前にスポーツドリンクや水を飲むのが、上手な水分補給のコツです。
- ●朝の散歩はリラックス効果大
- 朝のうちに散歩をするとセロトニンが分泌されるので、気分がゆったりしやすくなります。また、午前中に体を動かしておくことで、夜は自然に眠くなり、睡眠のサイクルが整いやすくなります。
- ●毎日散歩しなくてもOK
- 「毎日きちんと…」と思わずに、気軽に続けるのがおすすめです。週に1、2回程度から始め、無理なく続けていきながら自分に合ったペースや回数を見つけましょう。